2月15日から令和3年分の確定申告が始まります。
申告予定の方は着々と準備されていることと思います。
経験のある方はまたあの混雑に並ばなきゃならないと思うと気が重いですね。
そこで今回は申告会場に行くことなく自宅にいながら確定申告をする方法をご紹介してみようと思います。
ネットで申告できることくらい知ってるけどなんか面倒くさそうなんだよね・・・
そうおっしゃる方にも今年からチャレンジしていただけるようお伝えします。
実は国税庁は以前から自宅で申告できるよういろんな改革を行ってきました。
インターネットで申告できるようにパソコンそしてスマートフォンと申告の敷居を下げてきました。
ところが去年の申告までは私たちが敷居を下げようにも下げられないキラーワードというべきものが存在していました。
それは「ICカードリーダライタ」です。
ICカードリーダー
インターネット回線を使って申告する方法を「e-Tax」といいます。
このe-Taxには個人を識別する認証方法として2種類の方式が準備されています。
1つは「マイナンバーカード方式」、もう1つが「ID・パスワード方式」というものです。
また私たちが利用する機器も同様に2種類あります。
1つは「パソコン」、もう1つが「スマートフォン」です。
つまりこの4種類の組み合わせを自分の環境に合わせて選択して申告する必要があるんですね。
スマホ申告は2019年に開始されたものなので現時点でもパソコンを利用して申告している方が圧倒的多数だと思います。
さらにマイナンバーカードもお持ちの方であれば迷わずマイナンバーカード方式を選択するはずなのですがパソコンで利用するためには「ICカードリーダライタ」という機器が必要でした。
このICカードリーダーというものはパソコンのUSBに差し込んでマイナンバーカードを挿入する機器で2,000円程度とそんなに高いものではありません。
しかしあまりなじみのない機器のうえに確定申告以外にはほとんど使う機会がないという理由でほとんどの方が敬遠していました。
スマホカメラ認証
ところが今年からこのICカードリーダーが不要となりスマホのカメラでマイナンバーカードを読み込み認証する方法が登場しました。
手順としては以下の通り。
1.提出方法の選択画面で「マイナンバーカード方式(2次元バーコード)」を選択
2.画面に表示されるQRコードをスマホのカメラで読み込んでアプリをインストールする
3.インストール完了後にそのアプリを起動して個人認証用QRコードを読み込む
4.マイナンバーカードの暗証番号を入力する
5.マイナンバーカードをカメラで撮影すると認証完了
という流れになります。
・・・ちょっと面倒ですかね。
年配の方には難しいかもしれないですね。
でもパソコンもスマホも普段から利用し慣れている方には何の問題もなく完了できると思います。
スマホ申告
先ほどのやり方は認証にスマホを使ってパソコンで申告する方法でした。
ところでスマホだけでの申告はどんな感じなのでしょう?
2019年に華々しく登場した時にはID・パスワード方式のみに対応しており対応の所得の種類が限定されており、さらに画面が小さいため源泉徴収票の入力時には指がつりそうになるという弱点がありました。
その後徐々に進化しマイナンバーカード方式に対応したりしていましたが今年の申告からさらに進化します。
一番の目玉はスマホのカメラを使った「源泉徴収票の自動読み取り」です。
申告書の作成中に「カメラで読み取る」ボタンを押すとスマホのカメラが立ち上がり撮影すると自動的にすべてに数字が埋められます。
初めての方には感動ものです! とても楽です。
ID・パスワード方式
私が高齢者と接している中で確定申告について話を聞く機会は少なくないのですがやはり皆さん会場に足を運んで申告している方がほとんどです。
やはりパソコンをお持ちでない方がほとんどでスマホを持っているところを見かけた機会もほとんどないのが私の実感です。
しかも昨年末時点でマイナンバーカードの普及率が40%とまだマイナンバーカードを持っていない方が多数派です。
とは言え会場での申告は体への負担が大きく余計な腰痛を誘発したりします。
そこで今年から「e-Taxで確定申告するぞ!」と宣言する方が選択すべき方法として提案したいのが
「パソコン × ID・パスワード方式」です。
パソコンを操作できる、もしくはお子さんが手伝ってくれる方であれば最小限の手間で申告できます。
いざe-Taxへ
その方法は一度だけ税務署に行って対面で「ID・パスワードを取得」して実際の申告はネットで「ID・パスワード方式」を使って申告する方法です。
その方法は、
1.免許証を持って税務署に行き受付で「e-TaxのIDを取りに来た」と伝える
2.税務署員から説明を聞きながら一緒に発行手続きを行う
3.手続きが終わると「ID・PW」という16桁の数字とパスワードが書かれた紙をもらう
4.自宅でパソコンから「e-Taxの確定申告書等作成コーナー」に入り「ID・パスワード方式」を選択
5.IDとパスワードを入力し手順に従って入力して提出ボタンを押すと手続き完了
2月15日に入ると申告者で大混雑しますので2月14日までのすいている時期に一度だけ税務署に出向き発行手続きをすればその後は毎年税務署に行かずに確定申告が完了します。
e-Taxのメリット : 毎年1月から24時間申告可能、還付金の振り込みが早い、電車代が浮く、気が楽
会場申告のデメリット : 腰痛悪化、つい愚痴発生、気が重い
今年はぜひチャレンジしてe-Taxで浮いた時間と電車代でおいしいものを食べに行きましょう。


