ドライヤーの時間

毎日のドライヤーの時間ってみなさんどう思いますか?

正確に言うとドライヤーで髪を乾かしている時間のことですね。

生きているといろんな非生産的なことをせざるを得ないものですが、私の中ではこのドライヤーの時間が無駄な時間のトップ1です。

この時間さえなければもっといろんなことができるのに・・・といつも思うのですが、なにしろ決定打がなく、いつもボーっと乾かしてます。

もちろんこの時間を有効に使う方法は数々あり、ネットで検索するといろんなものが出てきます。

スマホで動画を見たり、音楽を聴いたり、体操をしたりする同時進行の有効活用型。

髪をショートにする、タオルを工夫したりする、ドライヤーを替えたりする物理的な時間短縮型。

しかし、どれもなぜか私には響かないのです。

なぜ響かないのか、理由らしきものを考えてみました。

意思を失くしたロボット

まず私の場合、ドライヤー時間の精神状態を目を閉じて思い返してみると、上記の方法を試すような前向きな精神状態ではないことに気づきます。

ドライヤーをコンセントに差し込んだ時点で意思を失くしたロボットのようになってしまいます。

まるで自分の生命がドライヤー君に乗り移ったかのように!

ただただ右手でドライヤーを動かしながら左手で髪をぐしゃぐしゃする。

つまり時間を有効活用したいという前向きな気持ちが、このタイミングになってしまうと萎えてしまうという事が最大の原因だという事に気づきました。

そこでついにドライヤー時間の有効活用法がひらめいたのです!

「瞑想」です。

マインドフルネス

世間には、マインドフルネスに興味があるものの、1日たった10分の時間がとれないと言い訳をして始められない人がたくさんいます。

良いという事はわかっているけど忙しくてムリ・・・。

10分の時間がとれない? 10分の無駄な時間がある? これだ! と。

ドライヤーをしながら瞑想をすればいいのです。

ただここで問題となるのは、本来静かに目を閉じて行う瞑想をドライヤー中にできるかどうかという点です。

達人になれば、歩きながら、電車で立ちながら、家事をしながら出来るらしいのですが、素人には難しいです。

ましてや、ずっと不定形な動きをしつつ、あの大音量の中で瞑想なんて・・・

入門書を読んでみるとマインドフルネスは1日5分間でも毎日繰り返すことによって瞑想状態に入りやすくなるそうです。

ドライヤーは毎日10分間をもう何十年も続けているのになんのメリットもないのか・・・と思ったとき、またまたふとひらめきました。

「実はドライヤー時間は瞑想状態なのではないか」という仮説です。

尊い儀式

そう考えると、いつも無駄だと思っていながらもなかなか改善する気になれないという精神状態も納得がいきます。

脳は無駄だと思いながらも、身体はマインドフルネスを求めていたという仮説ですね。

この仮説が正しければ、以下のように断言できます。

「ドライヤー時間はとても有益な時間でボーっとしてて正解」

この時間を利用して、今日1日にあったことを考えたり、無になったり、枝毛が気になったりしながら、お風呂あとの1日の終わりに精神を整えている・・・

すなわちマインドフルネスをしているのです。

試しに電気を消して真っ暗にしてドライヤーをしてみてください。

目からの余計な情報がシャットアウトされて本来のマインドフルネスに近づきます。

終わった後のスッキリ感が違うはずです!

そう考えるとなにか尊い儀式のように思えるから不思議です。

さあ、今日も前向きにボーっとしましょうか。

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