今回は非常にわかりにくい、と言いますか、わからないほうがわかりやすいとも思われる投資信託について、かみ砕いて解説してみたいと思います。
iDeCoや積立NISAを検討しようとすると、必ず「投資信託」という壁が立ちはだかり、あきらめる方が少なくありません。
投資信託とは、わかりやすく言い切ってしまうと
「いろんな性格を持った株を目的に合わせて組み合わせた株」
のことです。
株とは、テレビでよく見るトヨタとかソニーなどの企業の株です。
そのほかにも債権とか不動産などもあるのですが、今回はこれらも株として説明します。
性格
A、B、C、D、Eという株があるとします。
これらの株にはそれぞれ性格があり、順番に、
(やんちゃ)>A>B>C>D>E(おとなしい)
となっているとします。
やんちゃな株は感情の起伏が激しく、いい時はとてもいいが悪い時はとことん悪い株。
おとなしい株は感情の起伏が穏やかで、いい時も悪い時もあまり変わらないクールな株。
そしてここに「監督」が登場します。
監督はこれらの株を使って「目的に合わせたチーム」を作っていきます。
2人のチームを作っていく場合、
【A、B】と配分すると、にぎやかなチームができますね。
ただし、景気がいい時は値上がりが激しいのですが、悪い時は一気に下がります。
一方、【E、D】と配分すると、静かなおとなしいチームができますが、あまり景気に左右されない堅実なチームができることになります。
両方のいいとこ取りのチームを作りたい監督は、【A、E】というバランス型のチームを作ったりします。
チームのオーナーになる
いま証券会社のホームページで「どの商品にしようか?」と悩んでいるあなたの状態は、
「いろんな監督が作ったチームの中からどのチームのオーナーになろうか…」
と悩んでいる状態という事になります。
つまり、実際の商品の「組み合わせ」と「比率」を見て、自分の目的に合ったものを選択することになります。
実際の運用商品のそれぞれの性格は、ザックリ言ってしまうと、
(やんちゃ)>外国株式>国内株式>不動産>債権>定期預金>(おとなしい)
という順番になります。
一般的なFPが年代別にお勧めする組み合わせは、若い方にはややリスクを取った「やんちゃ型」。
定年が近づいている方には資産を減らさないために「おとなしい型」をお勧めします。
つまり年齢に合わせて商品・組み合わせを替えていく必要があるという事なのです。
手数料に注意
ちなみに、購入するときの注意点としては、必ず「手数料」を確認するということです。
手数料には、「購入時にかかる手数料」と「持っている間ずっとかかる手数料」があります。
どちらの手数料も安いに越したことはないです。
購入時の手数料が無料のものもあり、「ノーロード」と書いているものは購入手数料が無料です。
また、持っている間ずっとかかる手数料は「信託報酬」というものです。
これは、0.1%~2.5%(年率)と様々あるのですが、なるべく低いものを選びましょう。
今回は、投資信託について解説してみました。
少しは壁が低くなったでしょうか?
さらに詳しく知りたい方は、証券会社のホームページなどに詳しい解説があります。
一度読んでみることをお勧めします。


