私は小学生の頃、3回ほどランドセルを忘れて学校まで行ったことがあります。
6年間で3回です。これが多いと見るか少ないと見るかはさておき・・・
ランドセルを背負わずに、いわゆる手ぶらで学校までたどり着くためには、いくつかの条件をクリアする必要があります。
私の考察ではクリアすべき関門が3つあると考えられます。
背中が涼しい
まず第一関門。ランドセルを背負わずに玄関から勢いよく出たときに背中が涼しくて気づくパターン。
涼しいというか、寂しいというか、微妙なところです。
この場合、さも外の空気を吸いに来ました的な背伸びをして、ゆったりと玄関から戻って行き、ランドセルを背負い学校に向かいます。
このパターンは非常に多いです。90%以上の確率でここで気づきます。
もしここで気づかず第一関門をクリアしたとしても、次に第二関門が待ち受けます。
信号待ち
それは、信号待ちです。
時間がタイトでなるべく信号待ちをしたくない私は、いつも走って横断することが多いのです。
その時に気づくパターン。
実は、ランドセルの有無は走った瞬間に一発で気づきます。
「背中が軽い! ガタガタいわない!」という違和感で瞬時に気づきます。
ところが、ごくまれにタイミングよく信号が青になる時があるのです。
その場合、最後の第三関門が待ち受けます。
「しょってねーじぇー」
それは、校門前で合流する友達に指摘されるパターン。
「おめー、ランドセルしょってねーじぇー」と笑われ、ダッシュで自宅に戻ります。
ところが、ごくごくまれに友達の誰とも出会わないことがあるのです。
それは、「うさぎ当番の早登校」か、もしくは「遅刻」の2パターンしかありません。
早出の場合はまだマシですが、遅刻の時は最悪です。
手ぶらで満席の教室に入って行かなければなりません。
この場合、背中を誰にも決して見られないように着席するというスゴ技が必要になります。
最前列の席では難易度が非常に高くおすすめできません。
こうして、狭き門を通過しつつ、めでたく学校まで手ぶらで到着することになるのです。
・・・今朝、通勤途中の信号待ちで、新一年生を見ながら、そんなことを考えてました。
みなさん、もし朝の信号待ちで、隣にボーっとした手ぶらの子を発見したときは、そっと背中をツンツンしてあげてください。


