マイ枕

最近、朝起きると首の痛みに気づくことが多くなりました。

これってただの「寝違え」なんだろうか。

寝違えは学生時代から何度もなっていますが、あまりに頻度が多すぎやしませんか?

ということで疑いの目を向けられたのが「枕」です。

割と長い付き合いの「マイ枕」なのに、あっさりと下手人の疑いをかけられることとなりました。

マイ枕はちょっと特殊な仕組みになっていて、低反発素材で出来たスポンジキューブを枕カバーに詰めたものなのです。

激落ちくんのメラニンスポンジキューブがいっぱいに詰まった袋をイメージすると近いかもしれません。

これは分類的には「低反発まくら」となるのでしょうが、いかんせん大いなる弱点を内在しています。

冬に弱いんです。寒さに弱いんです。

「ノー反発まくら」と化すのです。

決心する

本来この枕は低反発なので、仰向けに頭をのせると後頭部が沈んでいくものです。

そして人それぞれに頭の形状に合わせてフィットする、はずのもの。

ところが一昔前のこの素材、室温が下がると柔軟性が一気に弱くなり全く沈まなくなるのです。

激落ちくんのかたまりに頭を乗せるようなものです。硬すぎ。

表面が体温で温まると徐々に沈んでいくのですが、真冬は朝まで硬い。

硬いのももちろん不快なのですが、問題なのは枕の高さです。

頭が沈んでちょうどいいように詰め物を調整しているので、硬いままだとかなり高いんです。

あおむけで寝ると睡眠時無呼吸症候群どころか、起きてても呼吸が止まりそうになっちゃう。

そこでついに決心。

思い切って買い換えてみよう!

間一髪

さて近所のホームセンターに行き、エスカレーターを降りるとそれらしきコーナーを発見。

あるわあるわ、枕にこんなにも種類があるとは。

なにやら昔の殿様が使うような枕とか、円形のマカロンみたいな枕とか、ただの敷パッドの枕とか。

いったいどうやって使うんだろ? ちょっとワクワクしてきた。

この直径50cm位のマカロン然とした円形のクッションのような枕はどこに頭をのせるものか・・・

いっそのことお店の人に質問してみよう、と商品を手に取って歩き出した瞬間、タグに書いてある商品名が見えました。

『ペットベッド 丸』

あぶねぇー! 人生最大の恥をかくところだった!

ご丁寧に説明写真までついており、キジトラ模様の猫が丸くなって寝ている姿が気持ちよさそう。

ちなみに殿様の枕ライクのものは「猫の爪とぎ付きベッド」でした(涙)

慌てて商品を戻し「どれにしよっかなー」と聞えよがしにつぶやきながら、少しずつ少しずつ「人間の寝具コーナー」へ移動。

予算を考える

枕のコーナーにたどり着くと、多種多様な品揃えに目移りします。

よくよく見てみると、どうやら枕は3種類に大別されるようです。

「高反発」「低反発」「日本古来のもの」

「高反発」は弾力があり横向き寝にも適しており、「低反発は」首をサポートするが寝返りしづらい、「日本古来のもの」はそば殻やパイプなどを詰めた通気性が特徴のもの。

自分の寝相を想像してみると、寝入りは上向き、目覚めは横向きが多い。

ということは、寝返り・横向きを重視すべきであろうが、今回は寝違え対策ということで「低反発」を中心にチョイスすることにしました。

予算は4,000円未満と設定。根拠はなく、ただなんとなく。

枕に数万円出す方もおられるようだが、私には到底できない。

なぜなら外れの場合のショックが大きすぎるからです。過去に枕を買って満足したためしがない。

3,990円なら泣けるかな、という感触です。

幸せ

何度もなでたり押したりした末に、結局選んだのが1,990円の低反発まくら。

硬くなりにくいと謳っていた商品。結局そこに惹かれてしまいました。

・・・その日の夜、さっそく枕を使ってみることにしました。

そっと頭をのせてみる・・・おーこりゃすごい、頭の形に沈んでいく。

横向きに寝てみる・・・んーちょっと低いかな、耳は痛くない

もう一度上向き・・・思ったよりも低いかな、でも首はしっかり支えられてる感じ

マイ枕は新旧交代だ・・・あ、なんか、眠くなってきた・・・

遠くなる意識の中で、キジトラ猫が丸くなって寝ている姿が見える。

やっぱり寝る瞬間が一番幸せだ。これだけは譲れないニャー。

この日以来、新マイ枕は毎日私の首を支え続けてくれています。

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