どっちだっけ?

日々私を悩ませるものの中に「どっちだっけ問題」があります。

例えば「A」と「B」を交換するような場面。

どっちがどっちだったかわからなくなることが多いんです。

例えばタオル。

事務所のキッチンに備え付けのタオルは、終業前に必ず洗濯したものと交換しています。

この時にどっちが新しいものか古いものかがわからなくなるのです。

一瞬でも両者を両手に持った日にゃ、右手の物か左手の物かが全く分からない。

この際、定番の方法「手触り」「匂いを嗅ぐ」を試してわかればいいのですが、ものによっては全く分からないんです。

そこで対策として考えた方法が、まず古いものを取り外して洗濯物にまとめた後に、新しいものを取り付ける方法。

これで紛らわしさから解放されましたが、まあ面倒くさいわけです。

見た目を替える

これって見た目が同じだから区別がつかないのでは・・・とひらめいたこともありました。

タオルの色を替えてみましたが、全く効果なし。

「あれ、そういえば今日はいったい何色だっただろう?」と悩みぬいた挙句、結局クンクンしてしまう始末。

かえって時間がかかってるじゃないの・・・

この辺はやはりそれぞれのパーソナリティに依拠していると思われます。

大多数の方々は「新旧がわからなくなる人なんて世の中にいるんだ!」という感想を持つのでしょう。

しょうがないと諦めて自分なりの対策を打つしかないのです。

まあタオル問題は手間をかけることで何とか解決できました。

しかしいまだに解決できないでいる大問題があるんです。

それは「あれ?髪って洗ったっけ?問題」です。

洗髪の手順

お風呂に入りそろそろ出ようかと思う後半部分、髪を洗ったかまだ洗っていないかがわからなくなるのです。

この場合、髪の「におい」や「指通り」で判断できると思われがちが、私の場合はある事情により困難なのです。

まず私の洗髪方法について。

私は普段からあまりシャンプーを使いません。使うのは週2回程度でしょうか。

その代わりに塩を使い、かなり長い時間をかけてシャワーで地肌を洗います。

普段の流れとしては、

1.髪をざっと洗って汚れを落とし塩を地肌につける
2.そのまま洗顔フォームで顔を洗う
3.地肌を洗い塩を落とす

この流れで、2.までは必ずルーティンとして行うため忘れることはありません。

ところが3.をやったかどうかが曖昧になるのです。

私の場合シャンプーを普段使いしないため、匂いで判断することもできず、指通りもあまり変わらず、それでいて髪は濡れているという紛らわしい状況に陥るのです。

対策を打つ

実は子供のころからこの「洗ったっけ問題」には悩まされてきました。

小学生の頃は、頭だけ濡れたままろくに洗わずに出たこともありました。

「あれ、からだ洗ったっけ?」

私にとっての入浴の時間は「今日一日を反省する時間」であり「考え事」をする時間なのです。

なのです・・・と断言しましたが、別に決めたわけでもなく、そうなっちゃったと言いますか。

さて、そうなっちゃったものはしょうがないので、何か対策を打たなければなりません。

私の場合、1.の段階で髪だけをシャワーで洗ったあとに塩で地肌をマッサージしてから5分ほど時間を置き、3.の段階で塩を洗い流し地肌を念入りに洗うという方法を採っています。

そのため2回目の洗髪を忘れるということ即ち、丸一日塩漬けの頭で過ごすというということに他ならないわけです。

まあ2回洗髪していることが紛らわしさの大根源なのですが、ここは習慣ということでそれを活かした対策を考えることとしました。

そこで挙がった方法が「洗髪が終わったシグナルを示す」という方法です。

画期的方法

やり方はこうです。1.の予洗いが終わった段階で、「塩の容器」を浴室の出口ドアの下に置くのです。

そして3.の洗髪が終わった段階で塩の容器を元の場所に戻すのです。

つまりもし3.の洗髪を忘れて浴室を出ようとしても、下に置かれた塩の容器を見てハッと気づくという画期的な方法です。

これで安心して入浴できると思うと久しぶりに熟睡できましたが、みなさんのご想像どおり翌日の実施初日からあえなく破綻しました。

ドライヤーで髪を乾かそうとした時、ふいに髪の先からしずくが口に入りました。「メチャしょっぱい!」

慌てて浴室のドアを開けて叫ぶ。「塩の容器はどこだ!!!」

はいー、しっかり定位置に収まっていましたー。なんで?

たぶんですが、塩を使った後にドアの下の置くのを忘れて元の位置に戻しちゃったんでしょう。たぶんだけど。

高齢者からよく聞く「メモしちゃったメモを忘れちゃうのよー」ってやつと同じかと。

もいっかいシャワーするのってなんでこんなにみじめな気分になるんだろう・・・

ふとそこでひらめいた!

「毎回髪を舐めればいいんでないの?」

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