あんことあずき

最近、というかここ数年のこと。

妙に「あんこ」を食べたくなる瞬間があります。

スーパーでおはぎを見かけると、もう食べたくてしょうがない。

子供の頃からおはぎは大好きで、おばあちゃんが作ったようなまん丸の「ぼたもち」をべたべたの手で頬張っていました。

わたしはもともと餅が好きだったので、最近はもち米を体が求めているんだと思っていました。

ところがある時、3種類のおはぎパック、「あんことごま」「あんことあんこ」「ごまとごま」の組み合わせをスーパーで発見。

そこで「あんことごま」と「あんことあんこ」の2種類で迷っている自分に遭遇。

「ごまとごま」には目もくれないことに気づき、あんこが主役だったことに気づきました。

つい数年前まではここまでの「あんこ愛」は持ち合わせておらず、むしろ甘ったるくて敬遠していました。

それが一体どうしたもんだろう?

甘いものずき

私が子供の頃は、よくおじいちゃんがご飯に砂糖をかけて食べているのを見たものでした。

「ご、ごはんにさ、さ、さとう!」と言う私の反応を見たおじいちゃんが照れくさそうに曰く。

「わしらは戦争中に甘いものを食べられなかったから今こうやって甘いものを欲するのよ。ホッホッホー」

なるほどそんなものかもしれない、と子供の頃は妙に納得していました。

でもつらつら考えるに、「歳をとると甘いものを欲する」という単純な公式なのかも、と最近思うようになりました。

要はおじいちゃんの照れ隠しの「言い訳」だった、と言う推論です。

私がちょうどその入り口に差し掛かっており、あんこの誘惑に抗えずにいる・・・という推論です。

こういう言い方をすると、さも和菓子系の甘さを求めており洋菓子系はダメなのだろうと考えると思いますが、さにあらず。

生クリーム大歓迎! ショートケーキとかミルクレープ・・・メチャ食べたいんです!

もう少し私の理性が緩めばカフェに直行し、即、チョコレートパフェを注文するでしょう。

衝動買い

先日、仕事中にスーパーに立ち寄り、昼食などを買っていた時のこと。

スーパーの冷凍食品コーナーを通り過ぎるときに、ある商品がふと目に留まり衝動買いしてしまいました。

「あずきバー(井村屋)6本入り箱」

あーあるある、と思ったかもしれませんが、私にとってこれは大事件と言っても過言ではない大事件なのです。

以前の私であれば、あずきバーを買うなんて考えられないこと、ありえないことなんです。

目的のアイスがコンビニになくてあずきバーしか売っていなかった、なんて場合。

買わずに帰る、これが以前の私。

それなのにそれなのに数ある箱アイスの中から「あずきバー」を買ってしまう。

しかも仕事中って・・・

急いで事務所に帰り、震える手で冷凍庫に入れたときの幸福感ったら。

あんこ尽くし

そうすると、仕事中に気になってしょうがないわけです。

意味もなく冷凍庫を開けて確認したりするわけです。

霜がついて見えなくなっている「○○○バー」を指でこすって、「あずき」の文字を確認して満足したりするわけです。

「ハッ!」と我に返り仕事に戻るも、しばらくすると「いつ食べようかな」などと夢想している自分に気付くわけです。

こんな私に誰がした! と思わざるを得ない。

今日は頑張ったから・・・とか、今日は猛暑日だから・・・などと言い訳をしながら食べるあずきバーは旨すぎる!

そんなこんなで、私の生活に少しずつ「小豆」が浸透してきていることを実感しています。

いっそのこと、毎日のように食べ続けて飽きて飽きて嫌いになってしまえ! と思い、スーパーで袋詰めの「ゆであずき」を買ってみました。

牛乳、コーンフレーク、アイス、オートミール・・・、いろんなものに合わせて毎日のように食べること数日間。

まーったく飽きない。

自作に走る

ただひとつこだわりがあって、私は必ず「つぶあん」を選択します。

理由はわかりませんが、私にとっては「マメ感」が必要であの軽い歯ごたえがセットで「あんこ」なんですね。

東北出身なので「ずんだ餅」などの半つぶしマメの食感に慣れているのかもしれません。

そうこうするうち、「あんこ沼」に落ちた人の行き着くところはただひとつ・・・

あんこを自作してみよう! と言うわけで、いざスーパーの乾物コーナーへ。

ところがそこには、「小豆」「大納言」「ささげ」という3種類があり、シロウトの私には見分けがつかない。

「んー(熟考)、ここは小豆でしょ!」と小豆250gを1袋ゲット。

自宅に帰って調べてみると、

「ささげ」:赤飯にいれるもの
「小豆」:こしあんに最適
「大納言」:つぶあんに最適

しまった! つぶあん派の正解は大納言だったか・・・

試食ターイム!

鍋で小豆を洗い、小豆量の3倍程度の水を入れて軽く煮詰めてから煮汁を捨てます。

再度水を入れて小一時間ほど煮詰めてから砂糖を2回に分けて投入し、最後に塩を少々入れて完成! ヤッター!

試食ターイム・・・と行く前にすでに見た目に違和感。かなりポロポロな見た目、というよりかはボロボロというべきか。

ねっとり感ゼロのパサパサあんこを試食してみます。

「んー、あんまり甘くない。んー、まぁマズくはない」

「んー、意外とうまいか、んー、結構うまいかも! のど乾いたー」てな感じでした。

失敗したのが功を奏したか、かなりつぶ感の残った甘さ控えめのあんこに満足しました。

大量のあんこが出来上がったので、いくつかに分けて冷凍庫に入れて大満足! ムフフ。

我があんこ愛は、冷凍庫に始まり、冷凍庫に終わる。

次は「大納言」だな・・・

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