相性ってあるよねー

今年もようやく春野菜の植えつけが終わりました。

やれやれ、と腰が痛いです・・・

定番のトマト、ピーマン、ナス、キュウリ、ゴーヤに加えて、インゲン、アスパラガス、マクワウリ、モロヘイヤ、オクラ、枝豆、ジャガイモ、イチゴ、細ネギ、ニンニク、パクチー、水菜、ミックスレタス、ルッコラ、ニラと並んでいます。

すべてバルコニーでプランター栽培です。

ダイコンもプランターで出来るんですか!? とよく言われますが、出来ます出来ます!

さて、ここでクイズです。

次の5つの中でナス科の野菜はどれでしょう?

【ナス、トマト、ピーマン、ジャガイモ、唐辛子】

連作障害

野菜の分類は農家には必須の知識で当たり前のことですが、一般の方にはあまりなじみがないかもしれません。

答えは・・・「すべてナス科の野菜」です。

ジャガイモは意外ですよね。どう見てもナスにはほど遠いです。味も違うし・・・

では、次の5つの中でアブラナ科の野菜はどれでしょう?

【ブロッコリー、ハクサイ、キャベツ、ダイコン、ワサビ】

答えは・・・はい、そうです。「すべてアブラナ科の野菜」です。

実はわれわれ農家はこの野菜の分類を知っていないと野菜が作れません。

連作障害という言葉を聞いたことがあると思いますが、同じ科の野菜を同じ場所、同じ土で栽培すると作物の生育不良の原因となるのです。

土壌の成分バランスが偏ってしまう事が要因と言われています。

例えば、A区画でトマトを栽培し、翌年に同じA区画でジャガイモを育てると成長が悪くなったり、害虫が多く発生したりします。

ではどうするかというと、輪作という方法をとります。

輪作

A区画にトマト、B区画にキュウリ、C区画にダイコンを育てた後、翌年には、A区画にダイコン、B区画にトマト、C区画にキュウリを育てます。

つまり、区画を回して連作を避けていくことを輪作といいます。

トマト、キュウリ、ダイコンはそれぞれナス科、ウリ科、アブラナ科なので、区画を回していくと3年に1度同じ土に返ってくることになります。

ところが野菜によって、連作障害の呪縛が解ける年数に違いがあるのです。

ニンニク:0年、ブロッコリー:約1年、キュウリ:約2年、トマト:約3年、サトイモ:約4年、ナス:約5年

エンドウマメなども約5年は同じ区画で作ることができないのです。

さらに面倒なことに、連作の相性というものもあり、トマトの後にキャベツ◎、キュウリの後にほうれん草◎、ダイコンの後にキュウリ×・・・あー、もう訳が分からない!

野菜によっては約5年の連作障害があるので、畑で家庭菜園をする場合は4~5区画に分けて輪作をすると良いということになりますね。

野菜も人の世も・・・

私の場合はプランター栽培をしているので、区画を分けて輪作というわけにはいきません。

ではどうしているかというと、「同じ土で翌年同じ野菜を育てない」とだけ決めています。

プランターで使用した土をビニール袋に入れて日光消毒します。そのビニール袋に育てた野菜の名前を書いておき、翌年は他の野菜を育てます。

かつ、エクセルで全部のプランターの履歴を管理しているため、生育障害が起きたときに辿ることができます。

もうこんなことを10年以上もやってます。

几帳面ねー、という言葉が聞こえてきそうですが、こういう、たゆまぬ努力(?)がいい野菜を育てるのです。

相性ってあるよねー、と思いながら、毎年エクセルで組み合わせを考えています。

「相性が合わない時は引き離すのが自然なのさー、野菜も人の世も・・・ブツブツ・・・」

無敵の無限ループ野菜

最後に、ちょっとだけ家庭菜園をしてみようかしら・・・という方におすすめの野菜をご紹介します。

それは「葉ねぎ」です。

100均ショップで、「プランター」「野菜の土」「葉ねぎ(野菜の種)」を購入してベランダで育ててみましょう。

合計330円の出費なので失敗しても諦めがつきます。

わが農園のネギは100均の種で5年も収穫出来ました。年間20回は収穫していたので通算100回近く収穫しました。

ネギのすごいところは収穫してもまたすぐに成長し、半永久的に収穫し続けられるところです。

まさに無限ループ野菜! FPが勧める家計応援野菜というところでしょうか。

コツはプランターに2列に植えることです。1列ずつ交互に収穫することで1年中食卓にネギを切らさずに生活できます。

なんてエコな野菜なんでしょう。

ぜひ試してみてください!

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